「9月末のポンドドル急落場面を売りで追いかけ、その後の上昇で捕まっている…」
というご相談をいただきましたので、お話しした内容をこちらにも。
ゾーントレードでは、価格がゾーン付近まで来たら反発、反転しやすいという性質を利用してトレードしています。
過去実績
過去に反発、反転のあった価格帯をゾーン化させたレジサポゾーン
未来予測
指定期間内の値動き、値幅から予測したレンジをゾーン化させたトレンドチャネルゾーン
ではポンドドルの今後をどのように判断するのか?
結論から言うと、未来の事なんて私には分かりません…
ゾーントレードでも未来を予想する事はできますが、私は予想よりも今の流れについて行く事を重視しています。
そこで数日前からの値動きをどのように見ていたのか?
私なりの見方でお話しさせていただきました。
9月26日掲載チャート
前日からの流れのまま急落、その後さらに安値を更新してから短期的に反発上昇する事になりますが…
まず、下に反転ターゲットのレジサポゾーンがなく、トレンドチャネルゾーンも全て下方向。
そういう意味では売り狙いというのは間違っていないと思いますが、各トレンドチャネルゾーンの下限をオーバーしている事からも一旦の上昇は考えられます。
そのあたりから売りで追いかけたところ、その後のもみ合い、上昇に巻き込まれたという感じですね。
9月26日YouTubeライブチャート
15分足イエローゾーンはまだ下方向ですが、午前からの反転上昇もあって5分足オレンジゾーンは上方向。
私が売りを考えるのはざっくりこのパターン
- オレンジゾーンが下方向に変わる
- オレンジゾーンを下方向に変えそうな動き
- ターゲット到達からの反転狙い
9月26日以降、何度かそのような場面もありましたが、結果的には短期下降トレンドから反転上昇してきたという状況ですので、そこで利確や損切りという判断ができていれば…となります。
9月27日掲載チャート
4時間足にはまだ安値付近のレジサポゾーンはありませんが、1時間足にはグレーゾーンが出現しています。
このチャートだけで見ると、1時間足安値グレーゾーンから4時間足パープルゾーン上限付近のグレーゾーンをターゲットに上昇中となります。
9月30日掲載チャート
既に4時間足にもレジサポゾーンが出現、その後のもみ合いで出現した1時間足グレーゾーンも上抜けてターゲットに向かいます。
10月12日掲載チャート
9月27日以降ターゲットにしていた4時間足グレーゾーンも上抜けましたが、ブラック・パープルゾーン上限付近という事もあって反落。
4時間足には新たなグレーゾーンが出現し、安値グレーゾーンをターゲットに下落中ですが、そこまでには1時間足に複数の短期ターゲットが確認できます。
10月15日時点でのチャート
結果的には1時間足の短期ターゲットを下抜けられずに反転上昇した事で、4時間足グレーゾーン間でのレンジとなっています。
来週以降はこのレンジを抜けた方向について行く。
または抜ける前からオレンジゾーンの方向を意識して流れについて行くというのが私のトレードスタイルとなります。
もちろん4時間足レンジの上側グレーゾーンにまだ到達していない事や、1時間足ピンクゾーンから反落中という状況から予想もできますが、私は「予想よりも流れ」。
予想を重視する方はそれも問題ありません。
同じチャートを見ても何をポイントとして見るのか?
それが自分に合っているのか?
今回の相談者さんの「ポンドドルは売り」
これは現状では間違っていないと思いますが、判断に使った時間足と方向、資金力等のバランスが合っていなかったのではないでしょうか。
4時間足以上を使ったスイングトレードや1時間足以下のデイトレ・スキャルピングでもゾーンやターゲット・ポイントの見方は同じですが、今回お話しした内容が合わない方もいらっしゃるかと思います。
自分に合ったスタイルがその人に対しての正解ですので、今回の私のトレードスタイルは参考程度という事で…
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