CXC Marketsの出金拒否について実例を元に担当者に直接聞いてみました

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みなさんはFX業者に出金拒否されたことがありますか?

こちらではCXC Marketsの過去の出金拒否について、実例を元に担当者に直接聞いた内容をまとめてみました。

 

 

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ズバリ!海外FXに出金拒否はある?

あります...

ただし規約違反があった場合のみです。

 

ネット上ではさまざまな出金拒否事例が報告されていますが、基本的にはルール違反による出金拒否で規約を守って利用をしている場合の出金拒否はありません。

 

ただ、ルール違反を理由に出金拒否にあった場合、違反行為を指摘されることはあっても具体的にどの取引がどう違反にあたるのかを教えてもうことは難しいようです。

 

これはCXC Marketsだけではなく、多くの海外FX業者に共通する点です。

 

では、何をしたら出金拒否になってしまう可能性があるのかを聞いてみました。

 

過去の出金拒否事例について

CXC Marketsから下記のような説明がありました。

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2020年中旬あたりには多額のボーナスキャンペーンを実施しており、ボーナスを利用したアービトラージに対して措置したものが、その期間で若干マイナス情報として出ています。

こういった事例からボーナスキャンペーンを縮小したため、2020年中旬から今までこのようなマイナス情報はあまり見られません。

当時CXCのボーナスキャンペーンは30%入金ボーナス無限支給でした。

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110万を入金すると、110万円+(110万円の30%)33万ボーナス=証拠金額143万円になります。

異なるFX業者間で両建て取引する場合:

A口座証拠金額143万円(110万円+33万ボーナス)

B口座証拠金額143万円(110万円+33万ボーナス)

両建て取引した結果、A口座は140万円利益。

B口座は140万円損失になりましたが、かわりにA口座の出金可能金額は140万円の利益分+証拠金額143万円ー33万ボーナス=250万円になります。

海外の証券会社は(CXCを含めて)ゼロカットシステムやボーナス制度が不正利用されないよう、ほぼ複数口座間や異業者間での両建て取引を利用規約で禁止しています。

証券会社内部情報を保護するためFX業者両方の取引履歴を開示できませんが、MT4を介して不正取引の情報は筒抜けになってしまいました。

しかし、このようなボーナスを不正利用する行為が増え続ければ、どこの証券会社もボーナス減少を余儀なくさせます。

結果的にトレーダーが不利なところに追い込まれるようなり、証券会社とトレーダーばかりではなくFX取引環境も莫大な影響を受けるかもしれません。

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まとめると、

2020年中旬あたりのボーナスキャンペーンを利用したアービトラージがあった。

 

MT4の情報は業者間で双方から確認可能で、特定のトレーダーの入金額・出金額・取引履歴から証拠は掴んでいるが、内部情報を保護するためFX業者両方の取引履歴は開示できない。

 

結果的に出金拒否となり当時の事例がネット上で拡散されているが、それ以降は出金拒否事例は出回っていない。

 

このような感じですが、「FX業者両方の取引履歴を開示できない」ということは、自社の履歴は開示できても、もう一社の開示はできない、ということになります。

 

双方から確認できる証拠開示ができないのなら、トレーダー側から違反行為がなかったことを証明するのは難しくなります。

 

このことから私たちトレーダーは、出金拒否にならないように違反判定されるような行為を避けることが重要となります。

 

CXC Marketsでの違反行為とは?

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複数口座での両建て取引

CXC Marketsでは複数の口座を持つことができます。

口座を分けて両建てすることは違反です。

 

複数業者間での両建て取引

CXC Markets以外の業者口座との両建ても違反です。

*口座間での両建てについては、ゼロカットシステムの悪用やアービトラージなどがありますが、ここではあえて具体的な方法は記載しません。

 

過度なスキャルピング

短時間に何度も取引を繰り返すことは違反です。

具体的にどのくらいの時間内にどれだけの取引が違反になるのかは明記されていませんので注意が必要です。

 

基本的にはこれらに注意して取引すれば問題なし

両建てとスキャルピングが違反行為にあたりますが、同一口座内での両建ては違反行為になりません。

また、一回の最大出金額は1,000万円。

マネーロンダリング防止法の要求によって、入金後10回以上取引してからでないと出金できません。

 

注意事項

同一人物がなりすましで複数口座を持つことも出金拒否につながりますので、家族名義で・・・とか、やめておきましょう。

翌週の窓開けや指標発表時を狙ってのゼロカットシステムを悪用した取引なども違反行為と判断されやすので注意が必要ですね。

 

出金遅延について

出金拒否と出金遅延は全くの別物ですが、出金に時間がかかることで出金拒否と勘違いされている方もいらっしゃるようです。

 

高額な出金や高頻度の取引については内容確認の時間が必要な場合もありますので、早めの出金が必要な方はこちらも注意しておきましょう。

 

まとめ

悪質な出金拒否は基本的にはあり得ません。

 

ネット上で出金拒否の事例を目にすることがありますが、ほとんどが取引規約に違反しているか、出金ルールを理解していないかのいずれかに該当すると思われます。

 

当たり前ですがルール違反がある場合は出金拒否されますし、違反行為と疑われてしまう事を避けるのも重要です。

 

禁止行為は業者によって違いますので、利用前には必ず確認が必要ですね。

 

 

 

 

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