海外FXは危険?
国内FXとの違い・メリット・デメリット・業者について、正しく理解しましょう!
海外FXを始めたいと思っている方でも、海外FXが安全なのか、危険なのか詳しく知らないという方は多いのではないでしょうか?
国内FX、海外FX共全くリスクがないということはありませんので、メリット・デメリットについてしっかりと理解することが大切です。
そこでこちらでは、私の視点から海外FXのメリット・デメリット・業者について解説していきます。
海外FXのメリット
ハイレバレッジで資金以上の取引きができる
2021年現在、国内FXのレバレッジは25倍、海外FXは数百倍~無制限。
より少ない資金で多くの通貨量を取引することで、大きなリターンを得られる可能性があります。
ハイレバレッジ=危険
と思われがちですが、仮に1000倍レバレッジ口座で取引きするとしても、すべての取引きが1000倍になるのではなく、エントリーロットを抑えることで余裕のある取引きは可能です。
ゼロカットシステムにより借金のリスクがない
海外FXにはゼロカットシステムが導入されている業者が多くあります。
このゼロカットシステムは、万が一相場が大きく動いて口座残高以上の損失を出してしまった場合も、そのマイナス残高をFX業者が負担してくれて0に戻してくれます。
対して国内FXには追証制度が存在しています。
損失額が投資額を上回ってしまった場合は追加入金が必要ですし、大きな損失の場合だと借金を抱えてしまうこともあります。
海外FXのゼロカットシステムならマイナス分はカットされますので、資金は無くなりますが、借金になってしまう事はありません。
FXで大きな借金を作ってしまったという人の多くはゼロカットシステムのない業者を利用して損失を出してしまった場合でしょう。
豪華なボーナス制度がある
海外FX業者の多くは入金時や口座開設時に豊富なボーナスが用意されています。
たくさんの業者がある中で、自社の口座を開設して取引してもらうための企業努力です。
国内FX業者に比べて海外FX業者の方がボーナスは豪華なので、あまり大きな金額を投資できないという方でも、少ない自己資金でより大きな利益を狙うことができますね。
海外FXのデメリット
スプレッドが広め
一般的なコースでは国内FX業者より海外FX業者のスプレッドは広めに設定されていますので、その分スキャルピング等、利幅の狭い取引は国内FX業者より不利になります。
しかし口座の種類によってはスプレッドの狭いコースもありますので、取引量や手数料等、自分に合った口座タイプを選ぶことが大事ですね。
入出金のスピードや種類
海外から日本への送金なら数千円の手数料が必要な場合もあり、口座に反映されるまで数日必要な業者もあります。
海外FX業者でも日本国内に銀行口座を保有している場合は手数料無料になる事や、即日入出金もあります。
銀行振込、クレジットカード、bitwallet(ビットウォレット)等、送金手段の確認も必要ですね。
利益が大きくなると税金が高くなる
海外FXで出た利益は確定申告をして利益に対する税金の支払いが必要となります。
国内FXはどれだけ利益が出ても一律20%(2037年までは復興特別所得税が課されるため20.315%)の税率と決まっているのに対して、海外FXは利益が増えれば増えるほど税率が上がっていく累進課税制度となっています。
利益が大きくなれば税金も高くなってしまう累進課税制度ですが、年間利益額によっては国内に比べ海外の方が税率が小さくなる場合もありますので、海外FXの税金について正しく理解しましょう。
海外FX業者の注目点
金融ライセンス
多くの海外FX業者は海外に拠点があり、日本居住者を対象としてサービス展開していません。
日本の金融庁から認可を受けられておらず、警告を出されている業者もあります。
日本の金融庁のライセンスの規定には、レバレッジ25倍規制、投資家の損失を補填する「ゼロカット」の禁止があります。
そのため、海外FX業者は日本のライセンスは取得せず、海外のライセンスを取得していますので、ライセンスの取得難易度が高く、監査が厳しいほど信頼性が高いと言えます。
日本語対応
海外FXの場合、日本語で対応してくれない業者もあります。
ただ、最近では日本人スタッフを常駐させていたり、日本語でのサポートが充実している場合もあります。
万が一トラブルが起きた時、それをすぐに相談したくても日本語が通じなくてすぐに対応してもらえないということが起こってしまうかもしれませんので、事前に問い合わせてみて、日本語への対応レベルを確認してみてもいいですね。
ここまでのポイント
ハイレバレッジ=危険ではありません。
ハイレバレッジであってもロットを抑えて低レバレッジのトレードをする事ができます。
ゼロカットシステムなら大きな損失を出してもマイナスにはなりません。
資金は無くなりますが、借金になってしまう事はありません。
海外FXは必ずしも高税率ではありません。
一定の年間利益額以下であれば、国内に比べ海外の方が税率が小さくなります。
日本居住者を対象としてサービス展開していません。
多くの海外FX業者は海外の金融ライセンスを取得しています。
海外FXの出金拒否については、こちらのページで特集しています。
まとめ
FX業者にはメリット・デメリットがあります。
国内FX、海外FXどちらを利用するとしても判断は自己責任となりますので、内容をしっかりと理解することが大事ですね。
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